宮古で初の聖火リレー/東京五輪ルート発表
5月3日、市役所出発/県合同庁舎までの2.6㌔
【那覇支社】東京2020オリンピック聖火リレー県実行委員会は17日、県内で行われる聖火リレーの詳細ルートを発表した。宮古島市では2020年5月3日の実施で、聖火は市役所を出発して市場通りに入り、下里公設市場前から下里通りを経て平良第一小学校横などの平良新里線(県道190号線)を県宮古合同庁舎まで2・6㌔を走り抜ける。
宮古島市で聖火リレーに参加するのは14個人・団体の予定。沖縄トヨタ自動車宮古支店では、聖火を迎える「ミニセレブレーション」も行われる。
2020年東京オリンピックで使用される聖火は、来年3月12日にギリシャのオリンピア市で採火され、同20日に日本へ到着する予定。県内では来年5月2、3の両日に合計14市町村を巡る。
前回(1964年)の東京オリンピックでは聖火リレーのコースに離島が含まれていなかったことから、今回は宮古島市だけでなく石垣市や座間味村にも聖火が来島する。宮古島市などでは、聖火の「親の火」から分けて事前に輸送した「子の火」を使用する。
また、17日は県内で聖火リレーに参加する170の個人・団体のうち、同実行委員会が選定した聖火ランナー(43人と1グループ)も発表された。
聖火ランナーには、プロゴルファーの諸見里しのぶさん(33)や元プロボクシング世界王者の具志堅用高さん(64)、モデルで女優の知花くららさん(37)、音楽グループ「HY」、ガレッジセールのゴリさん(47)らも含まれる。
同実行委員会が選定した聖火ランナーのうち、2106人(男性1443人 女性663人)が応募した公募枠が29個人・団体。15個人・団体は、聖火が走る市町村からの推薦。