高校生の健全育成を/冬季休業中
問題行動未然防止アピール
宮古に4校ある県立高校の冬休みを前に、宮古地区県立学校PTA連合会(仲間龍典会長)と宮古地区県立学校校長会(会長・金城透宮古工業高校長)、宮古地区高等学校生徒指導連絡協議会(会長・大宮廣子伊良部高校長)は17日、宮古工業高校の校長室で会見し、「高校生の冬季休業中における問題行動未然防止について」と題してアピール文を発表した。
仲間会長は「『地域の子どもは地域で守り育てる』を合言葉に、絆を深め、地域の子どもへの『声掛け』『関わり』を大切にしましょう」と広く呼び掛けた。公立高校の冬休みは26日~1月5日まで。
仲間会長は「冬季休業中の望ましい過ごし方」の項目では「伝統行事やボランティア活動等に参加し、地域文化に親しみ、地域社会との連携を深める機会となるようにしましょう」などと協力を呼び掛けた。
「問題行動防止のため」の項目では「SNS・出会い系サイト等に伴うトラブルから子どもを守るために、インターネットの利用ルールについて話し合うこと」などと保護者の理解を求めていた。
また「子どもの安全のために」の項目では「自転車運転および道路の歩行の際には交通ルール・マナー(ながら行為を含む)を守らせること」と指導を促している。