新議長に山里氏選出/市議会
副議長は高吉氏
市議会は18日、正副議長の選挙を行い、新しい議長に山里雅彦氏(59)、副議長に高吉幸光氏(48)をそれぞれ選出した。任期は2氏ともに同日から、議員任期の2021年11月12日まで。
選挙は前議長の佐久本洋介氏、前副議長の上地廣敏氏が18日付で辞職願を提出したことに伴い、12月定例会最終本会議で追加日程として行われた。
23人の議員が単記無記名で投票した結果、議長、副議長ともにそれぞれ18票(無効5票)を獲得した山里氏、高吉氏が当選した。
山里氏はあいさつで「合併して15年、時代も平成から令和になり市を取り巻く環境も大きく変化した。二元代表制としての議会の役割、果たすべく責任は大きくなっている。これまで以上に市民に開かれた議会を目指し、慎重審議が行えるように努力していきたい」と決意を述べた。
山里氏は1960年12月18日生まれ。平良西原出身。市議会議員当選4回。現日本維新の会宮古支部会長。市議会予算決算委員会委員長、同総務財政委員会委員長などを務めた。
副議長に就任した高吉氏は「これまで市議会を築いてきた先輩たちを見習いながら、自由闊達(かったつ)な市議会、また行政との対決、融和を図り山里新議長を支えながら頑張っていきたい」と抱負を話した。
1971年1月18日生まれ。平良西仲宗根出身。当選3回。現公明党県青年局次長。市議会経済工務委員会委員長など歴任した。