10万球のライトで彩る/ドイツ文化村イルミフェスト
冬の恒例イベント開幕
うえのドイツ文化村のイルミネーションフェスト2019が22日、開幕した。10万球のLED電球が彩る中、初日から多くの家族連れや観光客でにぎわいを見せた。イベントは来年1月4日(時間は午後6時から同10時)まで。
同フェストは宮古島の冬の恒例イベントで、ドイツ文化村イベント実行委員会が主催。市と同文化村が主管する。色とりどりの電球を使用して同文化村全体を飾り付けるのが特徴で、毎年多くの人が訪れて幻想的な夜を楽しむ。
点灯式で実行委員長の下地敏彦市長(代読)は「きょうは多くの催し物が用意されており、家族みんなでイベントを楽しんでほしい」などとあいさつした。また、来賓の宮古島観光協会の豊見山健児会長が「イルミネーションフェストは令和最初のイベント。市民や観光客の皆さんがイベント期間中に交流を図り、宮古島の旅が心に残る楽しい思い出となることを期待する」と呼び掛けた。
イルミネーション点灯は午後6時40分ごろ。全員でカウントダウンすると暗闇の中で10万球が一斉に光を放った。来場者はカメラを取り出して施設内を散策。クリスマスツリーの前やトンネルアーチの中で家族、友人と記念写真を撮るなど楽しんでいた。
初日はアトラクションも行われたほか、来場した子供たちへ菓子のプレゼントも振る舞われ、ビンゴゲーム大会では航空券や宿泊券が当たるとあって大盛況だった。
親子で訪れた砂川貴美さんは「毎年家族で来ている。同じ場所で写真を撮影するので子どもの成長が分かる。イベントは子供たちも楽しそうで毎年楽しみにしている」と話した。