植物園に花文字登場/市みどり推進課
2020東京五輪・パラ盛り上げ
市みどり推進課(根間正三郎課長)は24日までに、市熱帯植物園内に来年の西暦2020年を記念した「2020」とオリンピック(五輪)の五つの輪が連続したシンボルマーク、パラリンピックのシンボルマークである「スリー・アギトス」の花文字を飾った。来園者は、来年開催される2020東京オリンピック・パラリンピックの一足早いムードを楽しんでいた。
花文字を彩る植物はマリーゴールド、リュウノヒゲ、ベゴニア。美しい花々は鉢約600個で咲き誇り、花文字を演出する。
日本パラリンピック委員会によると、「アギト」はラテン語で「私は動く」の意味という。困難なことがあっても諦めず、限界に挑戦し続けるパラリンピアンを表現しているという。
根間課長は「新しい年を迎えるに当たり、東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるために花文字を描いた」と思いを強調した。
長崎県から観光で市熱帯植物園に訪れていた立川泰則さん(80)と共栄さん(77)夫婦は「きれいな花文字に感動した。思い出に残る」と笑顔で話し、花文字をカメラに収めていた。