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社会・全般
【ひと】市議会副議長に就任した/高吉幸光さん(48歳)
距離感を大事に
市議会12月定例会で投票が行われ、副議長に選ばれた。「身が引き締まる思い。議長を支えることが副議長の役目。各委員会でも審議を進めるという意味では同じこと。職責の重さというよりも、実直に進めたいと考えている」と意気込みを語った。
2019年を振り返り、「そう大きく変わった1年だったとは思っていないが、問題が起こることはあってはならない。正常でスムーズな議会運営ができるように議長を支えたい」と述べた。
議会の基本は審議を深めることであり、そのためには当局との対決や融和を図ることも必要だと感じている。「議会はチェック機関である。行政と議会は両輪とよく言われるが、私は違うと思っている。距離感が大事だと思う」と強調した。
市議は3期目となる。市議としては「提案型」と自らを評する。対案や提案は、追及と等しく大事なことだと考えている。
座右の銘は「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」。三国志に登場する諸葛亮孔明の言葉で、心身共にささげて全力を尽くすことを表している。理想とする孔明と同じ気持ちで議場へ向かう。
高吉 幸光(たかよし・ゆきみつ) 1971(昭和46)年1月18日生まれ。48歳。宮古高校卒。平良西仲宗根出身。宮古島市議3期目。現公明党県青年局次長。趣味は読書と写真。