社会・全般
2019年12月26日(木)8:58
平良港の計画変更承認/港湾審議会が答申
宮古島市地方港湾審議会の下地義治会長は25日、諮問のあった平良港港湾計画の変更について、審議の結果、「承認」したと答申した。下地会長が市役所平良庁舎で答申書を長濱政治副市長に手渡した。
今回はクルーズ船受け入れ環境の向上を図るため、北防波堤から結節する予定の臨港道路付近の計画を見直した。
見直したのは臨港交通施設、港湾環境整備施設、土地利用に関する計画。臨港交通施設計画は臨港道路漲水1号線の終点を変更、臨港道路荷川取線との接続を1カ所に集約する。港湾環境整備施設計画では、予定していた緑地面積を0・5㌶から0・3㌶に変更した。臨港道路漲水1号線によって緑地が分断されるため、港湾関連用地に振り分けた。土地利用計画では、港湾関連用地の一部を埠頭(ふとう)用地に変更したことで駐車場としての利用可能になる。
受け取った長濱副市長は「港湾施設を整備するには計画の変更が必要ということで審議会で議論してもらい、承認していただいた」と話した。