有効求人倍率1・91倍/ハローワーク
宮古11月雇用県内最高
宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、伊福美香所長)は27日、管内11月の雇用の動きを発表した。有効求人倍率は前年同月比で0・13上昇して1・91倍となり、県内で最も高かった。正社員の有効求人倍率は、同0・08上昇の1・13倍だった。
月間有効求人数は前年同月比10・1%(131人)増の1428人。月間有効求職者数は同2・8%(20人)増の747人だった。
新規求人数は413人で前年同月比で14・3%(69人)減少となったが、伊福所長は「求人の動きが鈍くなったわけではなく、求人数は今後も高い水準で推移していくと考えている」と述べた。
産業別では、生活関連サービス業・娯楽業が64人(前年同月値・26人)で146・2%増。卸売・小売業が41人(同・15人)で173・3%増。運輸業は28人(同・14人)で100・0%増となっている。
新規求職申込件数は183件で、前年同月と同数だった。
就職件数は96件で同21・5%(17件)増加。このうち、県内就職は93件で同20・8%(16件)増、県外就職は3件で50・0%(1件)増だった。
来年3月卒業予定の高校生の11月末での就職内定率は、60・2%で前年同期比で1・3低下している。来春の卒業予定者は467人で、うち118人が就職を希望している。管内の求人数は157人で同5・4%(9人)減少している。