結の橋クラブ(男子)初優勝/県小学バレー
強打とブロックで圧倒/地元の大声援に応える
第42回りゅうぎんカップ県小学生バレーボール大会(主催・県バレーボール協会)は28日、伊良部島小学校・中学校体育館で最終日を実施した。男女の決勝まで行われ、男子は地元の大声援を受けた結の橋クラブ(伊良部島小)が初優勝を飾った。女子は長嶺クラブ(島尻地区)が制した。
男子決勝は結の橋対西原南が対戦した。結の橋は、エース源河朝敬の高さを生かした強打とブロックで得点を重ね、第1セットを21-7で圧倒した。
第2セットは一転して、一進一退の攻防となった。一時はセットポイントを奪われたが、粘り強くボールをつないで逆転に成功。23-21で優勝をつかんだ。
結の橋は予選から決勝まですべてストレート勝ちと、強さを見せつけた。優勝が決まると大応援団と共に喜びを爆発させた。
主将を務める源河は「とってもうれしい。応援のおかげで緊張がほぐれ、良いプレーができた。厳しい場面もあったが、焦らずに戦えた」と笑顔で語った。
結の橋の與座清隆監督は「プレッシャーはあったので優勝できてほっとした。この優勝は地域の応援があってこそ。選手が期待に応え、良い場面で良いプレーを出してくれた」と述べた。
女子優勝の長嶺も全試合ストレート勝ち。主将の川端菜々子は「優勝を達成できて良かった。決勝ではリードされる展開もあり緊張したが、みんなで最高のプレーができた」と笑った。
長嶺の与儀実盛監督は「子供たちが力を合わせて優勝してくれた。サーブが入り、リズムの良いコンビバレーが生かせた」と振り返った。