産業・経済
2020年1月6日(月)8:58
モズク安定出荷へ/宮古島漁協
鮮度保持施設が完成
宮古島漁協鮮度保持施設がこのほど、宮古島漁業協同組合東側に完成した。これからの行政検査を経て、1月下旬に落成式、供用開始を実施する予定。モズクの安定出荷の振興に寄与するものと期待されている。
市水産構造改善事業で実施。鉄筋コンクリート平屋造り。延べ建築面積約599・04平方㍍。冷凍機4基を設置し、各冷凍機ともマイナス20度の鮮度を保つ。従来の冷凍施設(マイナス20度)の60㌧より5・3倍の320㌧の収容能力を有している。
総事業費は約3億1530万円で、国が3分の2、県が6分の1、市と漁協がそれぞれ12分の1ずつを負担した。
宮古島漁協の儀保正司組合長は「養殖モズクの鮮度保持の向上や品質の高いモズクの安定出荷が期待されている」と新施設の機能を喜ぶ。