04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
産業・経済
2020年1月14日(火)9:00

旅客数が180万人超/宮古空港19年

前年比4万人増 過去最高更新/本土直行便拡充など要因


宮古空港の月別旅客

宮古空港の月別旅客

 2019年(1月~12月)に宮古空港を出発・到着した旅客数は180万3485人で前年に比べ4万3305人の増となり、過去最高を更新したことが県宮古空港管理事務所(宮古島市空港課)のまとめで分かった。本土直行便の拡充をはじめ、那覇-宮古も順調な伸びを見せて実績を押し上げた。5月からの福岡-宮古路線期間運航、生活路線の那覇-宮古の増便や観光が好調なことから初の180万人台に達した。

 19年の月別旅客数で最も多かったのは、8月で17万2307人。続いて10月の16万8734人、3月の16万6686人などとなっている。大きく前年実績より減少した8月は台風接近に伴う欠航があったことが減少の要因と考えられる。増加幅が最も大きかったのは1万4853人増加した5月。次いで1万2606人増の3月、1万1944人増の10月となっている。

 19年は本土直行便では全日空(ANA)が運航する中部(名古屋)、関西便に加えて5月からは期間限定で福岡便も運航した。一方、チャーター便については3月に開業した下地島空港への就航などもあり、宮古空港への運航は無かった。

 宮古空港では近年の観光客増加に対応するため、ターミナルビルの西棟となる搭乗待合室側の1階部分を661平方㍍、2階部分を550平方㍍、東棟となる到着口手荷物引渡場側の1階部分を190平方㍍、2階部分を159平方㍍増築する工事に着手しており、供用開始は20年9月からを予定している。

 それにより西棟2階搭乗待合室の座席数は現在の410席から160席増えて570席となる。また東棟1階の手荷物引渡場では手荷物が運ばれてくるターンテーブルが現在の33・6㍍から約14㍍延伸され、対応能力が強化される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!