新年の思い筆で表す
市民90人が書き初め会/市文化協主催
市文化協会が主催する第2回新春市民書き初め会が12日、下地農村環境改善センターであり、市民約90人が参加して新春の書にそれぞれの決意を込めた。
書き初め会は、青少年の健全育成を図るとともに、市民に文化活動の機会を提供することなどが狙い。幼児から高齢者まで幅広い年齢層から参加があった。
開会式で文化協会の大城裕子会長は書き初めの文化を紹介しながら、「思い思いの決意を書きながら心豊かな時間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。
市教育委員会の宮國博教育長は激励のあいさつに立ち、「令和初の新春の書き初めにそれぞれの思い、決意を書き留めてほしい」と語り、児童生徒の一層の活躍に期待を込めた。
この後、一斉に書き初めを行った。それぞれ色紙サイズの用紙に清書し、新年の決意を新たにした。
上野小4年の我如古宏哉君は、「漢」という字を書いた。「漢字検定に合格するという気持ちを込めて書きました。楽しい1年にしたい」と目標を話した。
同校5年の片岡七海さんの作品は「笑」。笑いであふれる楽しい1年にしたいという思いを込めた。「たくさん笑って幸せな気持ちでいたい」と笑顔だった。
「正」という字を書いたのは鏡原小1年の新里めいりさん。「いつも正しいことをします」と新年の目標をきっぱり。「今年はお母さんのお手伝いを頑張りたいです」と元気に話した。