政治・行政
2020年1月21日(火)8:55
防疫措置、消毒まで完了
豚コレラ
県、自衛隊に撤収要請
【那覇支社】県は20日までに、県内での豚コレラ(CSF)発生でうるま市や沖縄市の7農場で行われてきた殺処分や埋却、消毒などの防疫措置が完了したと発表した。同日、玉城デニー知事は県庁で陸上自衛隊に対する災害派遣部隊の撤収要請書の手交式を開催した。
手交式で、玉城知事は第15旅団長の中村裕亮陸将補に対し、「(延べ)約6500人の隊員に出動をいただき7農場における豚の殺処分(関連作業)など防疫措置作業に昼夜を問わず当たった。防疫措置へのご支援、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
中村陸将補は「平素から態勢を整えておりますので、今後ともよろしくお願いします」などと語った。
自衛隊は、8日にCSFの1例目が確認された際に県が災害派遣要請を行ったことを踏まえ、現地で殺処分や防疫措置に関連する作業を行ってきた。