停止線の白などくっきり/公安委管轄
各地で塗り替え工事実施
島内各地の道路で消えかかっている横断歩道などの補修工事(塗り替え)が行われている。停止線や横断歩道、追い越し禁止線(道路中央のオレンジ線)などの補修整備は公安委員会の管轄となっており、市民からの要望などを踏まえて2019年度は島内約76カ所の道路や交差点で補修工事を行っている。
宮古島市内では、宮古島警察署交通課へ寄せられた市民からの要望や警ら中の警察官が発見した消えかかっている場所を、昨年11月ごろまでに県警本部交通規制課に報告。この報告を受けた県警本部が調整を進めて、20年1月から補修工事をスタートさせており、今年度中に完了する見込み。
一方、白線や側溝線は市が交通安全対策特別交付金で対応する。同交付金は交通反則金収入を元にした予算で、自治体の道路交通安全施設の経費に充てられている。各自治体の人口や交通事故発生件数、管理する道路延長比率などに応じて算定され、年度によって予算額が少なくなったり、多くなったりする。
市道路建設課では来年度から白線などの区画線塗り替えを予定しており、そのための予算を要求している。