シニア対象に仕事紹介
60人が参加し就職目指す
市生涯現役
促進協がフェア
55歳以上を対象にした「シニアのためのお仕事紹介フェア2020」(主催・市生涯現役促進協議会)が24日、旧市中央公民館で開かれ、約60人が参加企業の説明を聞きながら、就職を目指した。
同協議会の会長を務める長濱政治副市長は「仕事を持っていることが元気の基になる。健康のためにもいい仕事を見つけ、また地域のためにも頑張ってほしい。今、宮古島はいろいろな事業があって、人手が足りない。シニアの皆さんも一緒になって頑張ってもらわないと間に合わない状況。参加している企業から待遇や休日などの話をしっかり聞いて自分に合った仕事を見つけてほしい」と呼び掛けた。
ハローワーク宮古の上里貴之統括職業指導官は「昨年11月の求人倍率は1・91倍で、仕事を探している人の約2倍の仕事がある状況。逆に事業所側からすると人手が足りない状況。55歳以上の求人の割合は年々高まり、貴重な人材となっている」と話した。
フェアに参加したのはホテルや農業生産法人、介護事業所など11社。各社がそれぞれ自社の事業を紹介した後、各ブースで個別に説明した。前回は54人が参加し、うち29人が就職を決めたという。