庁舎にクラシックの調べ
各所でまちなかコンサート
琉球交響楽団
琉球交響楽団の「まちなかコンサート」が24日、市内の各所で行われた。このうち市役所平良庁舎では木管五重奏の演奏が行われ、来庁者やコンサートを聞きに来た親子連れが楽しんだ。
市役所平良庁舎でのコンサートではクラッシック曲や映画「サウンドオブミュージック」の「ドレミの歌」、童謡の「歩こう」などを披露。訪れた光の園保育園の3~4歳児の園児たちや親子連れなどが知っている曲に合わせて歌っていた。
娘の百笑ちゃん(1)とコンサートを聞きに来た大城実樹さんは「宮古島ではなかなか生演奏に触れる機会が少ないので子どもにとって良い刺激となればと思って聞きに来た。知っている曲が流れたら子どももうれしそうにしているので来て良かった」と感想を話した。
同楽団事務局長の高江洲貴美恵さんは「まちなかコンサートは今年で3年目。公設市場では施設の人たちが時間を調べて車イスで来てくれたり、別の会場でも待っていてくれる人や追いかけて来てくれる人がいるなどこの活動が根付いてきたと思う」と語った。
まちなかコンサートは同日午後0時半のスタートを皮切りに市内10カ所で行われ、木管五重奏や金管五重奏、弦楽四重奏、マリンバ二重奏など6グループに分かれて開催した。