安心、安全確保へ委嘱・依頼/宮古島署
サイバー防犯、見守りカメラ
サイバー防犯ボランティアへの委嘱状交付と防犯カメラを設置している事業所へ「みまもりカメラ」活動へ協力してもらうための依頼書交付が28日、宮古島警察署で行われた。委嘱状と協力依頼書の交付を受けたのはシーシーアール宮古島営業所(石垣秀彦所長)とみやび通信(親里雅吉代表)。二つの取り組みは同署で初。上運天幸徳署長がそれぞれ委嘱状などを手渡した。
サイバー防犯ボランティアはインターネットやスマートフォンの普及により、サイバー犯罪による被害が増加の一途をたどっていることから、同署でも独自にサイバー防犯ボランティアを委嘱し警察とともにサイバー空間の安心安全を守る活動を行う。
みまもりカメラ推進活動は同署独自の活動で、通学路安全対策として防犯カメラ設置事業所に対して屋外にある防犯カメラに「みまもりカメラ」と表記するとともに、新規の設置拡充を図ることで通学路などにおける児童生徒の安全を確保するための取り組み。
上運天署長は「インターネット上では児童ポルノや規制薬物の広告、ヤミ金、自殺志願サイト、テロを呼び掛けるなど有害情報が氾濫しており、サイバー防犯ボランティアはその把握に努めるもの。みまもりカメラの推進は防犯カメラ設置者に対する協力を呼び掛けるもの。この二つの施策に関して理解と協力を賜りたい」と呼び掛けた。