渋井選手ら走り込み/三井住友海上陸上部
5年連続の宮古島合宿
三井住友海上女子陸上競技部のメンバーが、宮古島合宿のため来島している。女子1万㍍の日本記録保持者、渋井陽子選手らが参加。主にロードを中心に走り込みを行っている。渡辺重治監督は「温暖な気候で練習環境がとても良い。しっかり鍛え故障者が出ない1年にしたい」と話した。
宮古島合宿は5年連続で、選手、スタッフらは昨年12月30日に来島した。
今年の合宿は、全国都道府県対抗女子駅伝(16日、4選手出場)、大阪国際女子マラソン(30日、大平美樹選手出場)へ照準を合わせた調整や、各選手の体力づくりが重点。出産後初の合宿となった土佐礼子選手は7日に切り上げた。一部選手を除き19日まで滞在する。
渋井選手は、連日20~40㌔の走り込みでマラソンに向けての体づくりを行っている。「日々感謝の気持ちを持って練習に臨みたい。天気が回復してくれれば」と話した。
入部1年目で初の宮古島合宿に参加した水竹理愛選手は「海やサトウキビ畑を見ながら走るのは初めて。今年は実業団対抗駅伝のメンバーに選ばれるよう頑張りたい」と抱負を語った。
連覇を狙った昨年の全日本実業団対抗女子駅伝では5位に終わった。渡辺監督は「故障者も多く妥当な成績。渋井がリーダーシップを取り、山下(郁代)や高吉(理恵)ら中堅がけが無く継続した練習を積めばチーム全体の底上げになる」と話した。