申請率低調、3割未満/プレミアム付商品券
県内11市で下位に
期限迫る あすまで
4000円の負担で5000円分の買い物ができるプレミアム付商品券の申請率が低調だ。28日現在で26・8%と3割を下回っている。申請期限もあす31日までとなっており、市福祉政策課では早めの手続きを呼び掛けている。市の申請率は県内11市の中でも下位に低迷している。
プレミアム付商品券は、低所得者、子育て世帯が対象で、消費税率の10%への引き上げに伴う影響を緩和することが目的。
商品券は1冊に500円券が10枚つづられており、最大で1人2万5000円分の商品券を2万円で購入することができる。
同商品券について市は、申請状況が伸び悩んだことから、昨年末だった申請期限を今月31日まで延長。未申請の世帯に再度申請書を送付して申請を呼び掛けていた。
申請書の再送付は約5700世帯で、昨年8月5日時点での対象者約9800世帯の約58%となっていた。
一部の対象者は「そのまま商品券がもらえるのではなく、まずは商品券を購入するという部分も大きいと思う。対象には低所得者もいて、その部分も購買力を低下させていると思う」と話した。
そのほかにも、お年寄りには、申請手続きが煩雑などの声も聞かれた。
申請の受け付けは市役所平良庁舎4階の同課で行っている。また、申請の期限延長に伴う販売期限(2月14日)や使用期限(同29日)の延長はない。
2月以降の同商品券の販売は、市役所各庁舎、宮古島商工会議所などで実施する。
申請などについての問い合わせは市福祉政策課(電話72・3670)まで。