教育・文化
2020年2月1日(土)8:57
「きついけど達成感」
キビの収穫作業を体験/宮総実
宮古総合実業高校の生物生産科、食と環境科、生活福祉科の3年生94人が31日、同校第2農場でサトウキビの手刈り収穫を体験し、地域の基幹産業への理解を深めた。生徒たちは鎌やおのを手にして刈り取り作業に励んでいた。
作業は第2農場の約50アールの畑で行われた。2日前から授業を通し、1日2時間かけて進めてきた。この日は直接、農場へ登校。始業時から終業時まで1日かけて収穫実習を行った。刈り取ったサトウキビの収量は約20トンを見込んでいる。生徒たちはサトウキビを刈り取り葉殻を落とし、短く切る作業をこなしていた。
長間竜一さん(食と環境科)は「キビ刈りは量が多く、同じ作業の繰り返しなので疲れるが、畑がきれいになると気持ちがいい。達成感がある」、下地瑠奈さん(生物生産科)は「力仕事で鎌も使うし、とても大変だが、1年生の頃から体験しているので慣れてきた分、やりやすい」とそれぞれ話した。