社会・全般
2020年2月7日(金)8:55
撤去したばかりなのに
造林地に空き缶不法投棄/平良西里
平良地区の農道沿いの造林地に6日、ビニール袋に入れられた十数個の空き缶などが不法投棄されているのを、造林地を管理している市みどり推進課の職員が見つけた。この場所は前日、同課職員10人が約1時間半かけて不法投棄ごみの撤去作業を実施したばかり。同課では「嫌がらせとしか思えない。ショックだ」と話している。
現場は平良西里のJAおきなわ宮古地区本部北側の「農道3号」沿いで、以前から不法投棄が後を絶たず、前日も軽トラック2台分のごみを撤去した。
造林地にはフクギやテリハボクが植えられており、雨水を吸収して水源を保つ、水源涵養(かんよう)林の役目も果たしている。
同課の根間正三郎課長は「廃棄物から有害物質が流れ出し、それが地中に浸透して地下水や土壌を汚染する場合もある」と指摘。「不法投棄は重大な犯罪行為。絶対にやめてほしい」と呼び掛けている。