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教育・文化
2020年2月8日(土)8:59

多良間中が最優秀賞/中学校スキットコン

英語で寸劇に挑戦/14校が練習成果発表


第1回スキットコンテストで最優秀賞を受賞し笑顔を見せる多良間中の生徒たち=7日、市未来創造センター多目的ホール

第1回スキットコンテストで最優秀賞を受賞し笑顔を見せる多良間中の生徒たち=7日、市未来創造センター多目的ホール

 第1回全宮古中学校英語スキットコンテスト(主催・市教育委員会)が7日、市未来創造センター多目的ホールで行われた。地区内の14中学校が出場し、英語を使って寸劇を演じ表現を競った。審査の結果、最優秀賞は多良間が受賞。優秀賞は狩俣、優良賞は池間が受賞した。上位3校は県大会に派遣される。

 同コンテストは、英語によるスキット(寸劇)発表を通して生徒のコミュニケーション能力の育成を図ることが目的。1チーム2~5人のメンバーが父母や学校教諭が見守る中、堂々と英語で寸劇を披露した。審査のポイントは▽話の内容(クリエイティブ性やメッセージ性、エンターテインメント性など)▽パフォーマンス▽英語能力(発音、イントネーション、言葉選び)-の3点で、審査員がチェックした。

 最優秀賞を受賞した多良間はテレビのレポーターが多良間島を訪れて夢を持って頑張っている中学生をインタビューし、夢を応援するという内容。インタビューでは伝統文化の八月踊りや多良間方言について説明した。生徒たちはテレビレポーターや島のおじい役に扮(ふん)してコミカルな演技を披露し会場を沸かせた。

 同校の新里鈴さんは「優良や優秀賞の発表を聞いてだめだと思ったけど、最優秀賞を受賞できてとてもうれしい。寸劇ではイントネーションやジェスチャーに力を入れた。今回の発表を踏まえて県大会ではさらにジェスチャーを大きくしたりイントネーションに注意するなど改善して臨みたい」と笑顔で話した。

 県大会は7月、那覇市内で開催される。

 結果は次の通り。

 最優秀賞=多良間(新里鈴、伊藤莉子、久志舞香、浜川藍香、本村琴美)▽優秀賞=狩俣(新垣琉愛、川満瑠彩、佐渡山愛音、髙橋楓、根間昌真)▽優良賞=池間(奥平和真、砂川寛大、平良百合菜、奥平妃咲、久貝莉央)


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