多良間中が最優秀賞/中学校スキットコン
英語で寸劇に挑戦/14校が練習成果発表
第1回全宮古中学校英語スキットコンテスト(主催・市教育委員会)が7日、市未来創造センター多目的ホールで行われた。地区内の14中学校が出場し、英語を使って寸劇を演じ表現を競った。審査の結果、最優秀賞は多良間が受賞。優秀賞は狩俣、優良賞は池間が受賞した。上位3校は県大会に派遣される。
同コンテストは、英語によるスキット(寸劇)発表を通して生徒のコミュニケーション能力の育成を図ることが目的。1チーム2~5人のメンバーが父母や学校教諭が見守る中、堂々と英語で寸劇を披露した。審査のポイントは▽話の内容(クリエイティブ性やメッセージ性、エンターテインメント性など)▽パフォーマンス▽英語能力(発音、イントネーション、言葉選び)-の3点で、審査員がチェックした。
最優秀賞を受賞した多良間はテレビのレポーターが多良間島を訪れて夢を持って頑張っている中学生をインタビューし、夢を応援するという内容。インタビューでは伝統文化の八月踊りや多良間方言について説明した。生徒たちはテレビレポーターや島のおじい役に扮(ふん)してコミカルな演技を披露し会場を沸かせた。
同校の新里鈴さんは「優良や優秀賞の発表を聞いてだめだと思ったけど、最優秀賞を受賞できてとてもうれしい。寸劇ではイントネーションやジェスチャーに力を入れた。今回の発表を踏まえて県大会ではさらにジェスチャーを大きくしたりイントネーションに注意するなど改善して臨みたい」と笑顔で話した。
県大会は7月、那覇市内で開催される。
結果は次の通り。
最優秀賞=多良間(新里鈴、伊藤莉子、久志舞香、浜川藍香、本村琴美)▽優秀賞=狩俣(新垣琉愛、川満瑠彩、佐渡山愛音、髙橋楓、根間昌真)▽優良賞=池間(奥平和真、砂川寛大、平良百合菜、奥平妃咲、久貝莉央)