緑の街角賞に松川さん/市民実践協グリーン部会
100種の樹木や果樹あふれる
市民の庭造りを評価して緑豊かな街づくりにつなげる第37回「緑の街角賞」(主催・宮古島市市民運動実践協議会グリーン部会)の審査結果の発表が14日、市みどり推進課であり、最高賞の「緑の街角賞」には松川英文さん(平良久貝)の庭が選ばれた。松川さん宅は高いコンクリートの塀に囲まれており、中の広い芝生の庭にはイヌマキやリュウキュウマツなど約100種の樹木や果樹、花木、観葉植物、草花が所狭しと植えられ、緑にあふれている。表彰式は3月に行われる。
「植栽美化賞」には平良重二さん(下地川満)、「緑の塀賞(アイデア賞)」には友利一雄さん(下地川満)が選ばれた。平良さん宅、友利さん宅は共に分譲地の中にある。
同部会の平良耕次郎部会長は「多くの高木が屋敷を包み、重厚な庭」と松川さん宅を評価。平良さん、友利さん宅については「新興住宅地で建設時から庭の設計が考えられている。小まめに手入れがされており、見栄えが良く、若々しい」と評した。
審査は同部会員から推薦された家を回り、▽樹木がよく成長し見栄えある庭造りをしているか▽気候風土や地域性に留意した緑づくりをしているか▽雑草の処理など日々の手入れが行き届いているか─など項目で評価した。
事務局を務める市みどり推進課は、街角賞の候補宅となる庭の情報を求めている。自薦他薦は問わない。問い合わせは同課(電話72・9784)まで。