110番3081件受理/2010年宮古島署管内
前年比108件の増
10日の110番の日を前に、宮古島警察署(島袋令署長)は7日、昨年1年間の同警察管内の110番受理件数と状況を発表した。受理件数は3081件で前年よりも108件増加した。このうち「照会」「要望、苦情、相談」など緊急性を伴わないものが47・3%と最も多く、次いで交通関係が13・5%を占めた。同署は「緊急性のない通報は110番回線確保のためにも代表番号の利用を」と呼び掛けている。
宮古島警察署の代表電話(72・0110)への直接通報は3931件で、1日平均の件数は約11件。110番通報と合わせた総受理件数は7012件で前年より446件増加した。
110番と直接通報の受理総件数のうち「照会」「要望、苦情、相談」が33・9%を占めている。交通関係が14・9%。「酔っぱらい」に関する通報は総受理件数でも1005件(このうち路上寝込みは653件)で14・3%。「けんか口論」で飲酒にからむ事案も多くみられ「酔っぱらい」に「けんか口論」の5・8%を加えると総受理件数の20・1%を占める。
佐久田朝市副署長は「110番は事件・事故の緊急通報用なので相談や問い合わせは警察署の代表電話または最寄りの警察署や交番、駐在所に連絡してほしい」と正しい利用を呼び掛けている。