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社会・全般
【郷友会便り】郷友らが飛躍誓い合う/在沖島尻郷友会
新年会で親睦図る
【那覇支社】在沖島尻郷友会(前里久誌会長)の2020年新年会が15日、浦添市社会福祉センターで開催され、出席した約40人の郷友らは今年のさらなる飛躍を誓い合った。地元島尻から、来賓として宮古島市議会議員の島尻誠さんらが参加した。
新年会の冒頭で、前里会長は昨年10月、仕事で宮古へ行った日がパーントゥの日と重なったことを報告。「約30年振りに生のパーントゥを見た。以前はパーントゥに追い掛けられていたが、最近は子どもたちが『泥を塗って』とパーントゥを追い掛けているので驚いた」と話した。
その上で、「できれば、沖縄本島でパーントゥの歴史や由来などを紹介する展示会を開いてみたい」と意気込みを語った。
また、元中学校長の新里孝雄さんの音頭で乾杯したほか、来賓あいさつで島尻さんが「30年前の学生の頃、浦添市内の小学校で行われた郷友会の運動会に参加したことを思い出す。離れていても郷友会への絆を強く感じる。その絆を大事にしながら、地元島尻を支えていく原動力にしていきたい」と述べた。
舞台では、パーントゥのユネスコ無形文化遺産登録を記念して、喜屋武幸雄さんが昨年、作詞・作曲した「宮古 島尻音頭」「島尻パーントゥ音頭」などを、松園留美子さんら3人の女性グループが軽快なハーモニーで披露した。
続いて、松川康範さんが「思い出のアルバム」と題して、ふるさと島尻の海神祭や敬老会のほか、1970年代の映像や写真などを舞台で紹介すると、会場の出席者は懐かしそうに見入りながら、思い出話などに花を咲かせていた。最後は、全員笑顔で集合写真を撮り、来年の再会を約束した。
前里会長によると、同郷友会は1969年に結成され、現在の会員数は約200人。主な主催行事として新年会やグラウンドゴルフ大会などを実施している。