多良間村議会が優秀賞/県町村議会議長会総会
広報コンクールで
【那覇支社】県内30町村議会の議長が参加する「第49回県町村議会議長会定期総会」が18日、那覇市の自治会館で開催され、多良間村議会の森山実夫議長も参加した。同会では、優れた議会広報誌をたたえる「県町村議会広報コンクール」の表彰式も行われ、多良間村議会の議会だよりが優秀賞に輝いた。
森山議長は、優秀賞獲得を受け、「一度止まっていた広報活動を、今の広報委員が復活させて頑張っている。(編集に当たっては)かなり勉強して研修もやっている。今後は、最優秀賞を目指していきたい」と喜びを語った。
来賓として、新里米吉県議会議長が「各地方自治体では特性を生かした効率的かつ特色ある地域づくりが求められている。各町村議会の皆さまは、住民に最も身近な代表として多様な民意に向き合い協議や議論を重ねながら政策や条例に反映させるなど、役割と責任がますます重要になってくる」とあいさつした。
総会では、議会議長として7年以上在職するなどした自治功労者の合計15人も表彰されたほか、▽県内各離島の港湾整備と港湾環境の整備▽琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城の早期再建▽日米地位協定の見直し▽北部地域離島における架橋建設の早期実現-の要望決議も全会一致で可決された。
このほか、2020年度の県町村議会議長会の事業計画や一般会計予算なども、審議された。