e-Tax積極活用を/下地市長、スマホで申告
下地敏彦市長が21日、国税電子申告・納税システムの「e-Tax」を利用して申告を済ませた。スマートフォンを操作して申告した下地市長は「便利なので国税庁のホームページからe-Taxを利用していただき早めの納税をお願いしたい」と積極活用を呼び掛けた。
e-Taxは自宅や職場で申告書等を作成し、そのまま提出(送信)できるのがメリット。添付書類の提出省略やスピーディーな還付、時間いつでも利用できることなどが利点。納税者だけでなく、税務当局にとっても事務の簡素化と効率化を図れる。
e-Taxを利用できる申告手続きは▽所得税、法人税、消費税、贈与税などの申告▽納税証明書の交付申請等の各種申請、届け出や法定調書、所得税徴収高計算書の提出▽ダイレクト納付やインターネットバンキングによる納付-など。
申告を終えて、下地市長は「操作は簡単で自宅でも、職場でも時間できるというのが大きい。市民の皆さんも大いに活用してほしい」などと話し、スムーズな税務行政に理解と協力を求めた。
税務署によると、宮古島管内の2018年分のICT(情報通信技術)の利用率は86・8%(所得税・復興特別所得税)と県内でも高い割合。
宮古島税務署の島袋伸署長は「期限間近になると税務署は混雑する。e-Taxを活用してもらい早めの申請をお願いしたい」と話した。