産業・経済
2020年3月17日(火)8:58
葉タバコ収穫始まる
生産農家、良質作柄に期
下地地区で16日、2020年産葉タバコの収穫作業が確認された。収穫機に乗った農家が、下葉を摘み取る作業に汗を流していた。
今期の宮古地区の生産農家は115戸、栽培面積456㌶。反収(10㌃当たり収量)225㌔を目標に掲げている。
これから各地で淡い桃色の花を摘む芯止め作業が本格的に始まる。3月下旬までには葉の収穫作業が本格化する。
収穫作業に追われていた生産農家の男性(60代)は「今期産は生育状況が良い。良質作柄に期待している」と笑顔で話す。
増田隼一さん(35)は友人と一緒に東京から訪れ、11日から葉タバコ生産農家で作業員として働いている。好天に恵まれた16日は収穫作業に追われていた。
増田さんは「仕事は楽しいので、6月まで一生懸命働く」と話し、額の大粒の汗をぬぐった。
宮古全体の前年産実績は販売量1058㌧、販売額21億4900万円だった。