あすで開業1周年/下地島空港ターミナル
みやこ下地島空港ターミナルが30日、開業1周年を迎える。この間、定期便のほか複数のチャーター便が就航して国内外から多くの観光客が来島。宮古島の観光振興の一翼を担った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1周年イベントの開催は見送ったが、30日にこの1年を振り返るプレスリリースを発信する。
同ターミナルは2019年3月30日に開業。同日にジェットスター・ジャパンの成田-下地島が定期路線として就航している。
7月には同社の定期2路線目となる関西-下地島が就航。さらに香港エクスプレスが初の国際定期便となる香港-下地島を就航させている。
このほかにも、韓国の大韓航空や台湾のマンダリン航空、フジドリームエアラインズ(FDA)、ソラシドエアがチャーター便を就航させ、韓国、台湾、中部国際空港からそれぞれ多くの観光客を送客して宮古島の観光振興に貢献した。
同ターミナルを運営する下地島エアポートマネジメントは当初、開業1周年を記念するイベントの開催を予定していたが、新型コロナの影響で中止に。この1年の歩みや、ターミナル利用者数などは30日のプレスリリースで発信する。
同社の伴野賢太郎社長は1年を振り返り、利用客や定期便・チャーター便の運航に尽力した関係者に「心より御礼申し上げたい」と感謝した。その上で、「今後もこれまで以上に行政や企業、事業者の皆さんと連携を深め、地元の経済活性に貢献したい」とした。
新型コロナ終息後は「改めてイベント開催を企画して明るいニュースを届けていきたい」と話した。