リサイクル啓発の拠点に/プラザ棟きょう供用開始
市リサイクルセンタープラザ棟が1日、供用開始する。リサイクルに関する啓発の拠点として、ごみの減量と資源化、再利用の推進を図る。
市環境衛生課によると、具体的な運営方法は決まっておらず、今後決まり次第、市の広報誌などで発表するという。
施設の目的は、再生品や不要品の展示、リサイクルに関する研修や情報発信などができる場を設けること。市民が集い・学び・触れ合うことのできる機能を備えた市民に親しまれる施設を目指す。
同棟は▽修理・再生機能(家具工房・自転車工房)▽展示提供機能(再生品展示・不要品情報交換・フリーマーケット)▽情報提供・学習(リサイクル体験・各種教室)▽地域活動の支援(講演会・イベント・地域活動)-の機能を備えている。
問題点や改善点を洗い出し、3年間には指定管理者制度に移行する予定。
市では2012年度からごみ処理施設の整備を進めており、同棟で全ての施設が完成となった。
プラザ棟だけの総事業費は5億900万円で、建築面積853平方メートル、建築延床面積1673平方メートル、鉄筋コンクリート2階建て。