国配布の布マスク届く/「小さく実用的でない」の声も
新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾として、介護施設や障がい者施設、保育所などの現場でのマスク不足の解消を図るために国が再生利用可能な布製マスクを各施設に配布しており、宮古島市内の介護施設などにも届いている。一方、配布された布マスクはサイズが小さく「実用的ではない」との声も上がっている。
発送主は厚生労働省となっており、ゆうパックで各事業所に配達されている。対象施設は▽高齢者施設・事業所▽障がい福祉サービス施設・事業所▽保育施設-で職員の人数分が配布されている。
布マスクの洗い方については▽衣料用洗剤で、もみ洗いではなく軽く押し洗いをする▽十分なすすぎを行う▽乾燥機は使わず陰干しで自然乾燥すること-と説明。1日1回の洗濯を推奨しており、汚れが付いたらその都度、洗濯するよう喚起している。漂白剤については塩素系漂白剤を使用し、柔軟剤の使用は避けるとなっている。
一方、配布された布製マスクは「大人用のサイズ」となっているが、使用者からは「サイズが小さすぎる。一言も話さず無言で作業するなら何とかなるかもしれないが会話するたびにマスクがずれてそれを直すためにマスクを触ってしまうので使いづらい」などの声が上がっている。