11/06
2024
Wed
旧暦:10月5日 友引 癸 
社会・全般
2020年4月19日(日)8:58

県内、新たに9人確認/新型コロナ

本島で感染拡大続く


県内で18日に感染と判断された事例

県内で18日に感染と判断された事例

 【那覇支社】県は18日、新型コロナウイルスの検査で、県内で新たに9人が感染したと発表した。感染が確認されたのは20代~70代の男性で、感染経路が不明な「孤発例」は7人だった。感染経路を追えない事例が増えていることから、県は沖縄本島で感染が抑えられていないとの認識を示した。県関係の感染確認は、合計111人、このうち重症者は6人となった。

 新たに感染が判明した9人の居住地は、那覇市が4人、沖縄市が2人、浦添市と中部保健所管内、南部保健所管内がそれぞれ1人の計9人。沖縄市在住の60代と70代の男性2人については、県内患者との接触が確認されている。

 同日の会見で、県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は、「全国の流行状況を踏まえると、感染経路が分からない例が増えるのは、市中での感染が広がっていると捉えられる」とする一方、「毎日(感染者の)数が増える中で、保健所が(感染経路の)調査をしっかりと出来ていないという状況はある」と述べた。

 県関係の感染確認は、2月は3人、3月は7人だったが、4月に入って急激に増加している。PCR検査に回る検体数も大幅に増加していることを受け、糸数統括監は「20日から東京の大手検査会社に(直接)検体を送って検査することが可能になると通知した」と述べ、保健所を通さずに検査を行う体制が整ったことを明らかにした。

 結果が出るまでの期間については、離島など東京への直行便の運航状況にもよるとした上で、「早ければ翌日、翌々日までには結果が判明するだろう」と説明した。

 17日から始まった軽症者などのホテルでの療養については、18日までに宿泊施設で3人を受け入れたことも明らかにした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月28日(月)9:00
9:00

宮古・石垣線6年半ぶり再開

ANA、初便乗客に記念品   全日本空輸(ANA)は27日、宮古-石垣路線を6年半ぶりに再開した。先島諸島における利便性の向上を図ることが目的で1日1往復。運航機材はボーイング737-800型機(定員166席)。ANA宮古支店の吉岡大支店長らが、初便…

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!