GW期間の来島者1155人/JTA、ANA利用実績
ゴールデンウイーク(GW)期間(4月29日~5月6日)中に、航空機を利用して宮古島を訪れた人は計1155人だったことが、宮古空港発着路線を持つ航空会社のまとめで分かった。内訳は日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)で899人、全日本空輸(ANA)256人。各航空会社ともに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅な減便措置を取っており、利用率は約10%~15%となった。
JTAとRACの期間中の宮古関連路線利用実績は、提供座席が前年比54%減の1万2860席。旅客数は1935人で利用率は15%となっている。
このうち、那覇発-宮古着の下りは5便で提供座席数5680席に対して旅客数は834人で利用率は15%となった。
JTAによると那覇から宮古着の利用状況は当初、1000人強の予約があったがGW前に県や宮古島市が往来自粛を呼び掛けたこともあり、実績は予約対比2割減の834人で1日平均100人程となったと説明している。一方、ANAのGW期間中の宮古関連路線は那覇-宮古で1日2往復(4便)運行。那覇発-宮古着の下りの旅客数は256人(提供座席数2610席)で利用率は9・8%、宮古発-那覇着の上りは336人(同)で利用率12・9%だった。