連休中の移入例警戒

　【那覇支社】県は９日、新型コロナウイルスのＰＣＲ検査を人について行った結果、新たな感染者はいなかったと発表した。新規感染ゼロは、９日連続となった。

　新型コロナウイルスをめぐっては、県関係で４月に１３３人の感染が確認されている。５月に入り感染者ゼロが続いているが、大型連休中の来県者に感染者がいた可能性もあることから、県は引き続き警戒を呼び掛けている。

　保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「（新規の感染）ゼロが続いているのは、県民の皆さまなどの自粛の効果が良く出ていると思っている」と感謝の言葉を述べた。

　その上で、「連休中の移入例の心配をしている。もし、例えば観光客の人と接触した後に体調が悪くなったとしたら、早目に病院に行って検査をしてもらった方が良い。移入例を、なるべく早く見つけたい」と強調した。