投票所「3密」対策徹底/県議選で市選管
マスク着用を呼び掛け
市選挙管理委員会(與那覇巖委員長)は6日、県議会議員選挙の投票所を市内22カ所に設置した。新型コロナウイルス感染防止対策として「3密」対策を徹底。市選管は市民に対し、マスクの着用と投票者が比較的少ない午前11時から午後3時の時間帯での投票を呼び掛けている。
このうち第1投票所となる平良第一小学校体育館では、市職員らが作業に当たった。受け付けなどの各テーブルにポールを立て、ビニールで幕を張った。記載台は間隔を空けるために一部を使用不可にした。
当日は入り口では手指の消毒を行い、記載では1人1本ずつ使い捨て鉛筆を使用する。入場時に投票者同士のソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保するよう求める。
使い捨て鉛筆は県選挙管理委員会から、市選管に届けられた。ゴルフのスコア用などに用いられる鉛筆で、2万5000本用意されている。
県選管は、各市町村選管委員長に新型コロナウイルス感染症への対応について通知文を送付。投票所等の出入り口へのアルコール消毒液の設置や事務従事者等のマスク着用など、実情に応じた感染症対策を十分に行った上での実施が求められている。
多良間村選挙管理委員会も同様に「3密」対策を徹底して、投票を行う。