社会・全般
2020年6月14日(日)8:58
キビ畑が降雨で水没/城辺新城
農家、対策求める
大雨の影響で城辺新城では広範囲にわたりサトウキビ畑が水没し、農家は「このままではキビがだめになってしまう」と関係機関に対策を求めている。
現場は通称「ナンコウジ」と呼ばれる国道390号を下り、新城集落へ向かう道路沿い。
同地区に畑を持つ男性(67)によると、梅雨時期の雨がたまっていた箇所が、9日の記録的な大雨でさらに増水した。
4日たった13日も水ははけず、深い箇所では1㍍以上もたまっているとみられる。畑に隣接する農道も冠水しており、車両も入れない状況だ。
低地のため、以前から大雨になると畑が水没していたが、水がはけるのは早かったという。男性は「以前はこういうことはなかった。水が完全にはけるには、2~3週間かかるのではないか」と話している。
サトウキビは、夏植え用の苗として植えてあり「このままだと全部だめになってしまう」と嘆いている。
市には現場を確認するよう連絡したと言い、「ポンプで排水してもらいたい」と要望している。