成田便到着、空港にぎわう/みやこ下地島空港ターミナル
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月10日から休館となっていたみやこ下地島空港ターミナルが19日、70日ぶりに営業を再開した。この日、ジェットスター・ジャパンの成田―下地島便から同空港に降り立った観光客らは、南国の風をマスク越しに吸い込んで笑顔になり、島での楽しい時間をスタートさせた。
東京から家族、友人らと来島したという30代の女性は「宮古島に来られてとても気持ちいい。滞在期間中は子供たちと楽しい思い出をつくって島を満喫したい」と笑顔で話した。
友人と一緒に来島した40代の女性は「2月にこの日のチケットを予約していた。新型コロナで諦めていたが、偶然にも19日が都道府県をまたぐ移動解禁日になったので、とてもラッキー。これまでのストレスを宮古島で発散したい」と来島を喜んだ。
到着ゲートにはサーモグラフィーが設置され、来島者の体温をチェックしたほか、ターミナル内には消毒液が複数箇所に置かれ、防疫体制を強化した中での受け入れとなった。
成田便に続いて今後は、7月10日に関西―下地島線の運航も再開される。
また、2月から運休中の香港エキスプレスの香港―下地島便は、10月24日までの運休が決定しており、10月末からの運航再開を予定している。
そのほか、10月にはスカイマークの下地島空港と羽田空港を結ぶ新たな路線も開設される予定。