11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2020年6月28日(日)9:00

搭乗待合室を拡張/宮古空港ターミナル

160席増えて570席に/座席不足解消 来月供用開始


7月下旬からの供用開始に向け搭乗待合室の増築工事が急ピッチで進められている=26日、宮古空港

7月下旬からの供用開始に向け搭乗待合室の増築工事が急ピッチで進められている=26日、宮古空港

 宮古空港ターミナル(下地義治社長)が昨年5月から拡張工事を進めてきた搭乗待合室(2階)の増築部分が7月下旬から供用開始を予定している。現在、急ピッチで工事を進めており、開始の際には関係者を招いたセレモニーを計画している。新型コロナウイルス感染拡大による宮古観光への影響が出る以前は、混雑時に座席数が足りないという問題があったが、増築部分が供用開始されて今後、新型コロナが終息した後には、座席不足の課題は解消される見込みとなっている。

 今回の拡張工事で2階西棟の搭乗待合室側を550・061平方㍍増築。これにより、座席数は現在の410席から160席増えて570席となる。

 また、増築部分には、窓ガラスが多いことから、眺めも良く光が差し込むことから、室内は明るい雰囲気となっている。

 軽食、飲み物、土産品をそろえた「ぐりーんりーふ」も増築部分にリニューアルされ、従来よりも利用しやすい環境を整える工事が進められている。

 同ターミナルでは「7月の下旬ごろに供用開始予定で、その際には関係者を招いたセレモニーを予定している。増設部分は光があふれて、眺めも最高なので利用者に喜んでもらえると思う」と話した。

 搭乗待合室を拡張する工事と、すでに6月から稼働している1階東棟の手荷物引き渡し場増築工事の事業費は、全体で約8億3700万円となっている。

 新型コロナ以前の宮古空港は、観光客が大幅に増加し、本土直行便が増えたほか、運航機材も大型化するなど、混雑する時間帯になると搭乗待合室は座席が足りない状況となっていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!