葛西、小林ら来月１１日まで

宮古島合宿をスタートさせた葛西選手（左から３人目）ら＝29日、宮古空港

　スキージャンプＷ杯最多出場回数５６９がギネス世界記録に認定された葛西紀明選手（監督兼務）が率いる土屋ホームスキー部のメンバーが29日、恒例の宮古島合宿をスタートさせた。新型コロナウイルス感染拡大の影響でスタートが遅れ、今回は７月11日まで13日間の短期合宿となる。

　来島したのは葛西選手と小林陵侑、伊藤有希、伊藤将充、竹花大松、小林龍尚の５選手、ほかにチームスタッフの３人。

　葛西選手は「今年はどうなることかと思ったけど、宮古島に来ることができて良かった。秋口からは大会があると思うのでもう少し活躍したいと思っている。宮古島での合宿は楽しく、厳しくやっているので例年通りやっていきたい。昨シーズンは調子が悪くてＷ杯メンバーからも外されてしまって、非常につらい厳しい状況になったけれども、まだ体力の衰えは感じていないし、後輩たちよりも体力はあるんじゃないかと思っているので、また返り咲いてやっていきたい」と話した。

　小林陵侑選手はシーズンに向けて「まずは１勝目指して頑張りたい」と話した。