JTAが貨物臨時便運航/出荷最盛期のマンゴー輸送
宮古-那覇間
日本トランスオーシャン航空(JTA)は13日、出荷がピークを迎えているマンゴーなどを輸送する貨物臨時便を宮古-那覇間で1便運航した。この日は3・3トンのマンゴーと鮮魚など合わせて3・7トンを運んだ。JTA宮古支社の小堀健一支社長は「(新型コロナの影響で)減便が続く中、生産者は出荷を懸念していたと思うが、不安を払拭(ふっしょく)するよう、円滑な輸送に努めたい」と話した。同社は15日にも同様な貨物臨時便の運航を計画している。
マンゴーは6月中旬ごろから出荷が始まり、今が収穫、出荷のピークとなっている。出荷は8月上旬まで続く。同社によると、マンゴーは1日約1トンが貨物として出荷されている。これまでに積み残しは1回だけで全体的にスムーズに進んでいるという。この日は作業員らが次々と貨物室にマンゴーを積み込んでいた。
同社は県の航空物流機能回復事業の7月期の運航事業者に選定されている。5月にもゴーヤーなど出荷野菜を運ぶ臨時便を運航した。
同社は新型コロナの影響で現在、宮古-那覇間は通常の8割強程度に減便している。8月7日から、1日9往復の通常便数に戻る。