島内の「まもる君」一致団結/タスキで飲酒運転根絶訴え
宮古島警察署(田場義浩署長)で13日、「宮古島まもる君交通安全タスキ掛け作戦」の出発式が行われた。同署の署員やリアル宮古島まもる君、宮古島地区交通安全協会の職員、地域交通安全活動推進委員のメンバーらが参加し。島内全域に配置されている「宮古島まもる君」に交通事故防止を呼び掛ける標語が書かれたタスキを掛けるために出発した。
同取り組みは夏の観光シーズンを迎え、交通量の増加とともに交通事故の発生や飲酒運転が懸念されることから島内に配置されている「宮古島まもる君」へ交通事故防止を呼び掛ける標語が書かれたタスキを掛けることで、市民や観光客の交通安全意識の高揚とともに、交通事故防止と飲酒運転の根絶を図ることが目的。地区内には多良間島も合わせて19体のまもる君が配置されている。
宮古島地区交通安全協会の新里孝行会長は「暑くても、寒くても、台風の中でも頑張って立ち番しているまもる君に感謝するとともにタスキを掛けて24時間見守ってもらおう。この機会を通して宮古島から交通事故をゼロにするために頑張っていこう」とあいさつした。
田場署長は「夏のレジャーシーズンは交通事故の増加や飲酒運転の発生も懸念される。交通安全の啓発と新型コロナ対策も署としても強力に推進しているが、活動は警察だけでなく地域の皆さんや関係機関団体と一緒になって日本一安全な宮古島にしていこう」と呼び掛けた。
リアルまもる君が▽飲酒運転は絶対にしないで▽交通事故には十分気を付けて▽新型コロナウイルスに気を付けて-の3点を強く訴えたほか、「(道に立っている)まもる君との写真撮影は大歓迎だが、車が交通の邪魔にならないよう安全な場所に停車してから」と話した。