入江・仲原間で鉄道計画/南西楽園 新たなゴルフ場建設も
宮古島の南岸にリゾート開発を展開する南西楽園リゾート(髙橋洋二会長兼社長)が宮古島市で鉄道やゴルフ場建設を計画していることが分かった。鉄道は下地入江から城辺仲原までの約11キロ間で、同社既存のリゾート施設を巡回する計画。近日中にもコンサルタントや関係者らを交え、実現に向けた協議に入るという。ゴルフ場は18ホールで、城辺仲原地区での建設を計画。「環境アセス」や、農振除外などの手続きを踏まえ、2024年着手を目指す。
ユニマット南西不動産専務の入江康文氏、同開発担当副社長補佐の加藤海雄氏が15日、宮古毎日新聞社を訪れ、開発計画を紹介した。
入江氏は「鉄道の実現に向け、どのような規制対象があるのか、それをクリアするにはどういう手続きが必要か、建設予算なども協議していきたい。市民が日常の足として利用できるようにしたい」と語った。
将来的には、宮古空港から同リゾート地まで延伸することも検討されている。
入江氏は「地域の発展につながり雇用を生む。そして、自然環境保全に資する開発を今後も展開していきたい」と述べた。
加藤氏は「宮古を第2のハワイにするという夢は膨らむばかり。皆さんの協力をお願いしたい」と話した。
宮古毎日新聞社の平良覚副会長、伊志嶺幹夫社長が応対した。