蔵本、念願の初優勝/宮古島100㌔ワイドーマラソン
女子は山澤8連覇
第21回宮古島100㌔ワイドーマラソン(主催・宮古島市など)は16日、うえのドイツ文化村をゴールに行われ、100㌔の部で蔵本康孝(42)=大阪=が7時間33分19秒で念願の初優勝を果たし、西村譲治(44)=東京=の9連覇を阻んだ。女子は山澤洋子(43)=茨城=が8時間42分6秒で8年連続で優勝。総合でも6位と圧倒的な強さをみせた。今大会から100㌔と50㌔の2部門に絞られ、合わせて456人が出場し、それぞれの目標に向かって宮古路を走った。
100㌔の部は午前5時、夜明け前にドイツ文化村をスタート。島をほぼ一周するコースで午後7時までの制限時間14時間に挑んだ。
100㌔スタート時の気温は10・8度、北北東の風9㍍と寒く、時折強い雨が降る荒れた天気となった。厳しいコンディションの中、蔵本が9連覇を狙う西村に39分余りの差
をつけて念願の初優勝を果たした。
今大会100㌔の部に345人、50㌔に111人の合計456人が出場した。全体の完走者は360人(完走率78・95%)で、100㌔が266人(同77・1%)、50㌔は94人(同84・68%)だった。
この日の宮古島の最高気温は平年よりも6・3度低い13・9度。最低気温は6・1度低い9・4度と寒く、断続的な降雨の間に日が差すなど天気が目まぐるしく変化した。
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