コロナ予防対策を促進
協力事業所を巡回チェック/観光協など
宮古島観光協会(下地敏彦会長)、県食品衛生協会宮古支部(砂川靖夫支部長)、宮古島調理師会(奥平幸司会長)は20日、感染症予防対策実施協力事業所への対策強化巡回チェックを行った。同支部の指導員らが飲食店などでマスク着用要請をしているか、消毒液が設置されているか、スタッフの検温体制はどうかなどの項目をチェックし、新型コロナウイルス感染症予防対策を促進した。
巡回チェックは、夏季の観光シーズンと「GoToキャンペーン」が重なり、観光客が増えることが予想されるため、事業所スタッフ、観光客、地元住民を守るために徹底した新型コロナウイルス感染症予防対策が重要であることから実施された。
同協会は感染症予防対策ガイドラインを作成しており、感染症予防対策実施協力事業所へは、ポスターを掲示し、巡回チェックを行い、チェック評価による三つ星表記、同協会ホームページでの店舗PRをし、マスク、消毒液などを配布している。
同協会の根間靖副会長は「基準を合わせて、新型コロナウイルスを完全に感染予防していきたい。観光客にも宮古島はこういうところという周知をし、安心して楽しんでもらいたい」と話した。
居酒屋の店主は「ソーシャルディスタンスで席を空けて客を入れているので、前年より売り上げは落ちているが、店のスタッフには安心安全に働いてもらいたいのでコロナ予防対策を徹底していきたい」と強調した。