教育・文化
2020年7月22日(水)8:59
本来ならば楽しい夏休み/コロナで期間短縮に 市内各学校
新型コロナウイルス感染症の影響により、市内の学校では夏休み期間を短縮して、授業時間の確保に努めている。夏休みが始まるはずだった21日、各学校では児童生徒たちの元気な声が響いていた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、市内の各学校は4月から臨時休校となった。再開は5月18日で休校期間は約6週間に上った。
休校で不足する授業時間を取り戻すべく、市教育委員会は、小中学校の1学期を8月14日まで延長。夏休み期間を8月15~31日に変更した。
一方で県教育委員会は、県立学校の夏休み期間を8月1~10日に決定。市内の各高校は県教委の方針に従うため、小中学校とは期間のずれが生じてくる。
北小学校では臨時休校により減少した授業時間を確保するため、遠足などの学校行事の一部を中止または延期したという。
同校の砂川靖夫校長は「学校教育に何が必要か優先順位を付け、大切な方から実施している。再開後は全校児童が集まる機会はないが、オンラインの活用が進んだ」と話した。