社会・全般
2020年8月9日(日)8:59
陸自駐屯地を視察/河野防衛大臣が初来島
河野太郎防衛大臣が8日、陸上自衛隊宮古島駐屯地の視察のため初来島した。河野大臣は宮古島の視察に先立ち、陸上自衛隊与那国駐屯地を視察。その後、航空自衛隊のC-1輸送機で午後3時50分ごろ、宮古空港に到着した。
陸上自衛隊宮古島駐屯地ゲート前では「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」(仲里成繁代表)らがのぼり旗や手作りボードを掲げて抗議活動を行った。駐屯地前ではSPなどが警護する物々しい雰囲気の中、午後4時過ぎ、河野大臣ら視察団を乗せた車両が駐屯地の中へ入っていった。
同会のメンバーらは、ハンドマイクを手にして「宮古島を戦場にするな」、「今回の視察は何のためか」などと叫び声を上げ、駐屯地内へ訴えた。
河野大臣は午後5時20分に車両に乗り込む姿が確認されたが、同会のメンバーらが待ち構えるゲートには現れず、別のゲートから駐屯地を後にしたと見られる。
河野大臣の宮古島滞在は、きょう9日までで、航空自衛隊宮古島分屯基地を視察する予定。