環境・エコ
2011年1月17日(月)9:00
サガリバナの下草除去/宮古島環境クラブ
今夏ナイトツアーを計画
宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)は16日、平良添道の遊水池のそばに生えるサガリバナ(サガリバナ科)の下草刈りを実施した。ボランティアで10人余が参加。サガリバナの成長環境の向上を図った。
サガリバナは、市の保全種。近年減少していることから、参加者らは数年前に苗や幼木を植樹し、管理者となっている。
管理木周辺には成長を妨げる雑草が伸び、参加者らは、くわなどの農具を使って除去した。
下地会長は「今夏は、サガリバナの花を鑑賞するナイトツアーを計画している。将来はサガリバナを観光資源にしたい」と語った。
サガリバナは、奄美大島以南の一部の地域に分布している。常緑広葉木で高さ10㍍ほどに成長する。花はピンクか白色。花期は6~8月。