コロナ影響で売れ筋変化/米、酒類など人気に
中元商戦がスタート
旧盆(31日~9月2日)に向けて、市内の大型スーパーなどでは、特設売り場が設けられて本格的なお中元商戦がスタートしている。全国的に新型コロナウイルス感染の影響が深刻化する中で迎えた今年のお中元商戦では、売れ筋の商品が従来よりも変化しているようだ。
マックスバリュ宮古南店の永山秀勝店長によると、今年の売れ筋は米と酒類だという。
「特にお米が売れている。やはりコロナの影響で家で食事をする機会が増えた人が多く、消費が増えていると思う。さらに贈っても喜ばれるので例年よりも人気になっている」と話した。
酒類についても「コロナの影響もあって、外で飲めなくなり、家での飲みが増えていることも影響しているかもしれない」と、今年の傾向を説明した。
同店では、7月中旬ごろから、お中元商品の特設コーナーを設け、売り場を拡販して、売れ筋となっている米や、酒類を豊富に取りそろえているという。
永山店長は「例年、旧盆が近づいてくるとピークとなるので、今年はこの週末がピークになると思う」と話した。
お薦めのお中元商品については「ギフトとしてはまだ増えていないが、コロナで家で食事をする機会も増えたせいか最近は調味料の販売が増えている。それぞれの家庭で調味料の減りが早くなっていると思うので、ギフトとして贈っても喜ばれると思う」とPRした。