旧盆準備、お中元品を配達/ネットスーパー利用が増加
コロナで昨年の2倍に
31日から始まる旧盆。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止としてネットスーパーを利用して旧盆の準備や親戚宅へのお中元の配送をする人たちが増えている。28日、島内でネットスーパーを行っている店舗でも担当者が慌ただしく注文された食品やギフトセットを車に積み込んでいた。
同店舗の担当者によるとネットスーパーの利用は今年4月から大きく伸びてきたという。8月下旬からは旧盆に向けてオードブルやギフトの注文も増え、昨年の2倍以上になっている。注文ではギフトやオードブルなど31日のンカイ(迎え)から9月2日のウフイユー(送り日)に配送指定されているものがあった。
配送は市街地と旧郡部の二つに分かれており、回数は市街地は1日4回、旧郡部は1日2回。1回の配送時間はそれぞれ約2時間掛かるという。
4月からは30件ほどの配送が行われており、1日で配送できる件数の上限に達しているという。
担当者は「4月以前は配送件数が最大まであまりいくことはなかったが、コロナの影響なのか1日で30件近くの注文が続いている。利用する客も去年に比べて約2倍くらいに増えている」と話した。