04/23
2025
Wed
旧暦:3月26日 仏滅 壬 
社会・全般
2020年9月2日(水)8:59

県内、3万戸超が停電/台風9号

交通や行政にも影響


台風9号の風雨により外壁が剥がれ落ちた豊見城市旧市役所庁舎=1日午後3時ごろ豊見城市

台風9号の風雨により外壁が剥がれ落ちた豊見城市旧市役所庁舎=1日午後3時ごろ豊見城市

 【那覇支社】非常に強い勢力の台風9号は、1日未明から明け方にかけて沖縄本島地方に接近した。強い風雨により、沖縄電力によると同日午前2時には県全体で3万7760戸(うち宮古地区180戸)が停電した。交通や行政にも大きな影響があり、那覇空港ターミナルは終日閉館となった。

 沖縄都市モノレール(ゆいレール)や沖縄本島の路線バスは終日の運休。行政では、県が本島全域で業務を停止し、県庁本庁も閉庁となった。那覇市役所や浦添市役所、宜野湾市役所なども閉庁された。

 最大瞬間風速は、南城市で45・0㍍(1日午前1時7分)、那覇市で44・0㍍(同0時37分)だったほか、台風の進路に当たった久米島では54・5㍍(同午前3時半)、慶良間諸島の渡嘉敷村では47・5㍍(同2時8分)を記録した。

 
 那覇市内では、台風が遠ざかりつつある同日午後も、吹き返しの強い風が続いた。国際通りなども、ほとんど人通りはなく閑散としていた。豊見城市では、旧市役所庁舎で外壁が剥がれ落ちる被害が出た。

 沖縄電力によると、同日午後6時3分時点で停電中なのは県全域で1万2170戸(宮古地区はゼロ)。内訳は、本島北部地区が4620戸、中部地区2420戸、南部地区2690戸、久米島・慶良間地方2450戸となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!